ホンイキの妄想

ナースマン34歳 国境なき医師団をめざしてましたが迷走中。すきなことをとことん研鑽して、そこから見えるみらいを創造します

それでも彼らは生き残っている

毎日のしごとおつかれさまです。

 

さいきん、癒しをもってきてくれる

動物を紹介します。

 

「LIFE 人間がしらない生き方」より抜粋

 

ナマケモノ

 

”最後までやりぬけ”

”やろうとする姿勢が大事だ”

”あきらめるな”

 

歴史上の多くの偉人たちが口にし、

世の中の真理のようにいわれていることだが。。

 

その対極にいるのが

ナマケモノである。

 

その名の通り

ナマケモノ

大変な怠け者で、

 

睡眠時間は1日最長20時間

 

トップスピードは

わずか 時速160mだ。

 

食事は1日に葉っぱ8g

 

しかし、

食べたものに

およそ16日程度かかるため

”お腹いっぱいなのに餓死する”

こともある。

 

さらに、

3週間に1度だけ

排泄のために

地上に降りるのだが、

 

その際に

摂取した栄養の

およそ50%が

森に還る。

 

天敵はワシであり

彼らのエサのうち

実に1/3が

ナマケモノである。

 

ワシを前にしたとき、

ナマケモノ

2種類の対応をとる

 

①先にワシを見つけた場合

木にしがみついた手を

パッとはなして

地面におちる

 

この際

骨折することも多々ある

 

②ワシに見つけられた場合

早々にあきらめ

せめて痛くされないように

全身の力を抜く

 

長い爪で戦おうなどとは

考えない

動きすぎると

体温があがりすぎて

しんでしまうのだ。

 

その生態は

人間からすれば

不合理きわまりないが

 

 

ひとつ大事な事実がある。

 

 

それでも彼らは種として生き残っているということだ。

 

”燃えるように生きることだけが

人生ではないぞ”

 

ナマケモノ

生き物として

悟りの境地にいるのかもしれない。

 

 

しごとができる人

できない人

 

そんな分類だけで

しごとをみてしまうと

つらくなり

いきぐるしくなる

 

できないと思われている人が

実はだれかの癒しになっていたり

 

できるといわれている人の

モチベーションとなっていたり

 

緩衝材となり

うまく仕事がまわっているのは

じつは

できない人がいるおかげだったりするのかもしれない

 

ひとそれぞれの

特色があり

それでよいと

おもわせてくれる

ナマケモノ

でした。