ホンイキの妄想

ナースマン34歳 国境なき医師団をめざしてましたが迷走中。すきなことをとことん研鑽して、そこから見えるみらいを創造します

国際協力をするということ

理想と世の中のイメージは

無償でのボランティアのことを指すのが

国際協力だとおもう。

 

行ってみて思ったことだけど、

正確にいうと、

帰ってから。

 

お金ない。家ない。仕事ない。

 

つらい。

 

以前、講義で

 

途上国(この言い方は腑に落ちないけど)

では、モノやお金をあげることよりも

教育することが大事です。

 

穴に落ちた人がいます。 

たすけて、と言われたらどーしますか?

 

①ロープをおろす

②食べ物をあげる

③登りかたを教えてあげる

④穴に降りて一緒にのぼる

 

たしかこんなことを講師にきかれた。

 

あてられたから、

まずお腹すいてると

つらいから、食べ物をあげて、

そのあとロープをおろしてあがってもらう。

それから、一緒に考える。

 

そう答えたら、鼻でわらわれた。

 

それからボランティアを経験して、

帰国してさっきのつらい状況になったとき

 

"能書きたれんともってるものくれんかいっ!"

 

ていう、穴に落ちた人の気持ちになった。

 

だから、答えはなんでもいいから

安心させる。これかなと思う。

 

そして、安心させるには

行く側も安定して、余裕をもってないと

むり。

 

一時的なら我慢したらできる。

だけど、だれのためにもならず、

自己満にもならない。

 

それなら、しっかり給料もらって

将来性のあるキャリアを積みながら

問題をクリアしていく。

この姿勢がぼくはよいと思ってる。

 

しかし、

いかんせん国際協力の世界は

給料が低い。

一部の政府おかかえ以外は。

 

そもそも

他国の介入の仕方は

これでよいのか?

行くことで問題が複雑になってない?

 

などなど

 

いろいろと、考えること多すぎて

全然クリアにならない。

 

国際協力を仕事として

やるときは、

行くまでになにをするか。

行ってなにをするか。

帰ってどうするのか。

 

できるだけクリアにするのが

大事だとおもう。