世代別という枠をこえる
本Life shiftにこんな言葉が。
"年齢的に均質な人的ネットワークの中で
メンバー同士がつき合えば、
その集団のアイデンティティが強化される。
そして、
生き方についてみんなが同じ考え方をし、
同世代の人間を紹介しあう傾向が強まる"
"問題は、
年齢による分断が
高齢者差別につながることだ。
異なる年齢層の人と交わらなければ、
「我々対彼ら」
という発想にはまりこみ、
固定観念と偏見をいだきがちなのである"
まさに、今までの日本の状態。
核家族が増えて人とのつながりが限局された世界。
インターネットの普及により
世界がひろがっているように感じるが、
イヤな部分はブロックして
好きなことで周りをかためる。
そうなると、
逃げ場がふえて、いやだな、なんなのこの人とか感じ自分の感情と向き合う時間がそこなわれる。
結果、自分のこともよく理解しない。他人のことも理解しない。人の感情を尊重するなんてことが縁遠くなってきてるように感じる。
さらにつづく
"固定観念と偏見を打破する手立てのひとつは、集団間の接触を増やすことだ。
年齢層の異なる人たちが
触れあう機会が増えれば、
人的ネットワークの年齢的な均質性が崩れはじめる"
"異なる年齢層の人たちが共通の経験をし、それを通じておそらくは友情をはぐくむからだ。
こうして、高齢者が「別世界」の住人という状況は変わりはじめるだろう"
人と関わることは
めんどくさいけど、
めんどくさいことの中に温かいなにかがあるもんだから関わりをもっていこう。
少なくとも今ある関わりは自分から断ち切ることのないようにしよ。
でも、めんどくさいなぁ。(笑)